○多くを食べられない場合は少量にして回数を増やす
個人差はあるが抗がん剤などによる吐き気は1〜3日がピークだが、その後徐々に改善。量を調整するなど工夫を。
○手元に軽食や果物を用意する
身体を起こすのがつらい場合など、横になったまま手で食べられるものを常備。
○体調のよい時間帯に食べる
おにぎりやパン、ゆで卵、果物、プリンなど、手ごろな間食を用意しておく。
○食べられそうな食品を選ぶ
塩昆布やふりかけなどごはんがすすむもの、酢の物や豆腐など、さっぱりしていてにおいのないものがおすすめ。
○いままで吐き気などを生じたことのある食事には注意
気分が悪くなる誘因となる場合があるので、記録するなどして注意する。
○脂っぽい食事は注意が必要
脂肪の多い揚げ物や肉料理などは胃内停滞時間が長く、ムカムカ感や胃もたれ感が増してしまうことがある
○においが強い、濃すぎる味付けは注意する
ムカムカ感を増強させる。温かい食事はにおいを強く感じることが多い。
○ほのかな香りを利用する
ユズ、シソ、ショウガなどの柑橘類や香味野菜、香辛料を上手に使う。
○口当たりのよい、飲み込みやすい食品を
イモ類などパサつくものは、あんやたれなどでまとめる工夫を。
○食間に水分をこまめに摂る
とくに吐き気・嘔吐のある場合は、脱水を予防するためにも水分補給を。
○楽しい雰囲気で食事を摂り食後は安静に
食卓や食器、盛り付けを工夫するなど、食事が楽しみになるように。